2007-08年度 新谷秀一ガバナー
ガバナー情報
- ガバナー
- 新谷秀一(池田くれはRC)
- 地区大会
- 開催日:2007年12月7-8日
ホストクラブ:池田くれはRC
開催地:大阪国際会議場
RI情報
- RI会長
- ウィルフリッド J.(Wilf) ウィルキンソン (Wilfrid J.(Wilf) Wilkinson)(カナダ/トレントンRC)
- RIテーマ
- Rotary shares
ロータリーは分かちあいの心 - 国際大会
- 開催日:2008年6月15-18日 18,702名
開催地:ロスアンゼルス(アメリカ・カリフォルニア州)
地区/クラブ/会員数
国、地域、地区 | クラブ数 | 会員数 | |
---|---|---|---|
世界 | 国,地域200以上、530地区 | 32,554RC | 1,204,694名 |
日本 | 34地区 | 2,355RC | 99,999名 |
第2660地区 | 86RC | 4,183名 |
年度・その他資料
一年の軌跡
「分かち合いの心」というRIテーマを受け、ロータリアン同士はもちろん、家族や地域社会とも積極的に交流することを活動方針としました。「袖すり合うも多生の縁」と言いますが、「小才は縁に気づかず。中才は縁に気づいて縁を生かさず。大才は袖すり合わすだけの縁をも生かす」というのが、ロータリーの親睦の原点ではないでしょうか。クラブを超え、地区を超え、国を超え、いつでもだれとでも縁をつなげるのがロータリアンの特権です。メーキャップの際にも出会いの縁を生かし、友情を深めるよう呼びかけました。
また、当時は日本でのロータリーの認知度が30%というデータがありました。ロータリーは高いクオリティをもち、歴史と品格を備えた信頼できるブランドです。陰徳も大切ですが、奉仕の輪を広げるためにはこのブランドの社会的認知度を高めることも必要と考え、メディア関係者と広報のあり方について意見交換を行い、「攻めの広報」に取り組みました。 (新谷秀一PG)
主な出来事
1.DLP(地区リーダーシッププラン)の推進
3カ年計画の2年目として、前年度に立案された計画に基づき、地区研修委員会など地区組織の一部改編、ガバナー補佐およびエレクトの選考方法の改正などを行いました。
2. CLP(クラブリーダシッププラン)の推進
2006~07年度の地区大会においてCLPの導入・推進が決議されたのを受け、CLPを採用するクラブに対し、積極的な支援を行いました。
3. 会員増強策として、職業分類を見直し、新しいビジネスも取り入れ、社会情勢の変化に適応した新会員の獲得を提言しました。
4.「ロータリーをもっと知ってもらおう」をテーマに、「広報・情報委員会」が朝日新聞社などメディア各社のデスククラスを講師に招き、情報交換、意見交換を行いました。
5. RIの方針に従い、青少年交換プログラムの参加者をさまざまなリスクから守るため、青少年奉仕部門に「危機管理委員会」を設置しました。(新谷秀一PG)
100周年に寄せて
RIは現在、多様性、公平さ、包摂性という中核的価値観(DEI)の浸透を目指しており、人種、性別、年齢、キャリアなどの壁を越えて、今後ますますロータリアン同士の交流が活発化することが予想されます。女性会員の活躍の場も広がるでしょう。もしかしたら「女性会員」という言い方も、もはや適切でないかもしれません。
私自身もガバナー時代には所属クラブのメンバーやガバナー補佐をはじめ、パストガバナー、地区役員の皆さま、そして事務局メンバーに全力で支えていただきました。また、全国の同期ガバナーとは今でも毎年の旅行を通じて交流を続けています。こうして多くのロータリアンと共に活動し、交流できたことは、私にとってかけがえのない一生の財産です。
チャンスがあれば、一人でも多くの方々に地区に出ることを経験していただきたい。多くのロータリーアンと交流し、活動することでロータリーの輪がさらに広がり、DEIが体現できるものと確信しています。 (新谷秀一PG)