100th Anniversary

災害への支援

災害支援プロジェクト

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対象分野東日本大震災支援
記入者100周年誌編集委員会

岡部ガバナーは2011年7月、新たに「災害支援プロジェクト」を設置し、地区に残った義捐金2062万1千円と新たに寄せられた義捐金2689万9千円を合わせた4752万円を原資として、各クラブで新たに実施する支援プロジェクト、また、地区災害支援プロジェクトが独自に提案し実施するプロジェクトの補助金に充てるべくその管理を委ねました。「災害支援プロジェクト」は極めて有効に機能し、2011-12年度の1年間で計45件のプロジェクトが実施されました。プロジェクトの総額は1億1630万円、補助金使用額は3791万円に上り、復旧から復興に支援のステージが移行する中、現地の様々なニーズに的確に対応しました。その概要は以下の通りです。

<対象県別地区基金利用状況>

対象地域 プロジェクト件数 総予算 地区基金
岩手県 20件 4684万円 1416万円(37%)
宮城県 20件 5141万円  1695万円(45%)
福島県 5件 1805万円 680万円(18%)
合計 45件 1億1630万円 3791万円(100%)

<対象目的別地区基金利用状況>

利用目的 プロジェクト件数 総予算 地区基金
教育 12件 1532万円 732万円(19%)
産業復興 7件 3088万円 836万円(22%)
心のケアー  6件 1672万円 435万円(12%)
生活用品支援 5件 1562万円 411万円(11%)
衛生 5件 1439万円 614万円(16%)
ボランティア支援 3件 294万円 168万円(4%)
その他 7件 2045万円 595万円(16%)
合計 45件 1億1630万円 3791万円(100%)

一方、国際ロータリーも地震発生後すぐにロータリー東日本震災復興基金(通称小沢基金)を設置し、全世界から寄せられた8億6千万円にも上る寄付金を原資とする補助金の認可権限を小沢RI理事を委員長とする国内員会に委ね、迅速なプロジェクト認可を目指しました。その結果、2011年7月1日から2012年3月末までのこの補助金を使用するプロジェクトは221件に達し、当地区からも7件のプロジェクトが1340万円の支援を受け地区補助金と併用して有効に活用されました。

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