100th Anniversary

ロータリーマジック

四大奉仕と日本の伝統文化の融和

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対象分野社会奉仕
時期2013年10月
記入者山本富造(大阪フレンドRC)

2013年10月9日このビックイベントを開催。
当クラブのチャーターメンバーで元タカラジェンヌの日本舞踊の先生がおられます。毎年定期的に大阪国立文楽劇場にてリサイタルをされております。
毎年この日本舞踊のリサイタルには、ご高齢施設の皆様、ロータリーの留学生、国際交流センターの留学生、大学生など、ロータリーの奉仕の精神を持って多くの皆様をご招待されていました。
この日本舞踊のリサイタルに予算の少ない当クラブも加えて頂き、大きなイベントを行うことの同意を頂きました。
『クラブは少ない予算で有る為、人界戦術で動く』ことでこのプロジェクトをスタート。

一大プロジェクトとなるなら『田中作次RI直前会長にご講演をお願いしよう』、ロータリーもトップをお招きするので有れば、『日本舞踊も日本のトップの人間国宝西川扇藏先生をお招きしょう』とのお話しになりました。
田中作次RI直前会長には、会員が八潮RCを訪問して直談判でご快諾を頂戴しました。人間国宝の西川扇藏先生には、この舞踊家のロータリアンのお母様もご尽力を賜わり実現することが出来ました。日本舞踊の世界では演奏も『生バンド』ですから、演奏家も人間国宝の皆様が一堂に会しての開催となりました。
いよいよ開催日となりました。
定員680名の座席は、ほぼ満席となりました。
日本舞踊のような日本伝統文化では、『舞台は神聖な場』で有ります。
なかなか演者以外は舞台には上がることが許されません。
『靴を脱ぎ裸足で上がることでお許しを頂きました』。

第一幕が上がり、当クラブのメンバーがお一人で『藤娘』を演じられました。
第二幕は、田中作次国際ロータリー直前会長が舞台に上られロータリーのご講演を頂戴致しました。この日は、ロータリアン以外の方々が大半でしたので、ロータリーとは何かを一般の皆様に広くお伝え機会を得ました。田中作次RI直前会長も『たくさんの場所で講演をしますが、日本伝統芸能の舞台に上がらせてもらうのは初めてです』とお褒めのお言葉を頂戴致しました。
第三幕は、人間国宝西川扇藏先生と当クラブメンバーがお二人で踊る『時雨西行』を演じられました。お二人の踊りは劇場の空気感を一変させる迫力と優美さを感じさせるものでした。

これまでに世界中のどこにも存在しないロータリーと日本舞踊の世界が実現。
お越しのご年配の方々は『おかげさまで寿命が延びましたありがとう』。
留学生は『美しく素晴らしい、日本伝統文化は凄いと絶賛』。
ロータリアンの皆様からは、初めての試み素晴らしいとお褒めを頂戴致しました。
ランチタイムは、田中作次RI直前会長を囲んで食事を楽しみ、人間国宝西川扇藏先生とも多くの会話を楽しむことが出来ました。
皆様に感謝申し上げます。

 

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