2021-22年度 吉川秀隆ガバナー
ガバナー情報
- ガバナー
- 吉川秀隆(大阪RC)
- 地区大会
- 開催日:2021年12月3日
ホストクラブ:大阪RC
開催地:大阪国際会議場及びZoomウェビナー
RI情報
- RI会長
- Shekhar Mehta(シェカール・メータ)(インド(西ベンガル州)/Calcutta-Mahanagar RC)
- RIテーマ
- SERVE TO CHANGE LIVES
奉仕しようみんなの人生を豊かにするために
- 国際大会
- 開催日:2022年6月4日~8日
開催地:George R. Brown Convention Center(アメリカ合衆国(ヒューストン))
地区/クラブ/会員数
国、地域、地区 | クラブ数 | 会員数 | |
---|---|---|---|
世界 | 221 | 37,143RC | 1,205,922名 |
日本 | 34地区 | 2,224RC | 83,855名 |
2660地区 | 82RC | 3,500名 |
年度・その他資料
一年の軌跡
RIテーマが非常に分かりやすい内容でしたので、あえて地区独自のスローガンは設けませんでした。また、地区中期5ヶ年計画が最終年度ということもあり、この5ヶ年目標で定めた数値目標をできるだけ達成できるよう努めました。
残念ながら、コロナ禍の影響もあり、多くのクラブで例会の休会を余儀なくされましたし、地区活動でも中止もしくは規模縮小、オンラインのみでの開催等、大きく制限されることになりました。
しかしながら、米山奨学金とロータリー財団への寄付ゼロクラブが出ないようにするという目標は何とか達成できましたので、ホッとしております。
また、1年を通じて災害に見舞われた年度でもあったと思います。詳細は主な出来事欄に記載しましたが、都度地区内クラブの皆様に支援を呼び掛けたところ、多くのクラブから支援金が寄せられ、ロータリーの根幹である「奉仕の精神」を再認識することができました。
地区にとっても節目の年である100周年に向けて、無事バトンを渡せたことに安堵しています。
(吉川秀隆PG)
主な出来事
1) ロータリー認知浸透度調査
「公共イメージと認知度の向上」は地区中期5ヶ年計画の1つとして定められていることから実態調査を行った。結果は厳しい内容だったが、認知度向上のためには口コミが有効で、SNSをうまく活用すべきとの結論。
2) 地区大会
コロナ禍の中での開催となり、リアル開催が危ぶまれたがなんとか実施できた。できる限り接触機会を減らすため、内容は必要最低限に留め、Zoomウェビナーによるオンライン併用で半日開催とした。
3) 自然災害支援
7月の熱海豪雨災害に始まり、8月の佐賀・長崎豪雨災害、1月にはトンガ海底火山噴火と国内外で自然災害が多発。都度、支援金を募り被災地を管轄する地区宛に支援を行った。
4) 国際紛争支援
年度後半に発生したロシアによるウクライナ侵攻は世界に大きな衝撃を与えた。支援先はロータリー財団の災害救援基金に一本化し、地区災害支援積立金や未配分の地区財団活動資金、地区内クラブからの支援金を合わせて約2,000万円を支援。
5) ロータリー奉仕デー
RI会長イニシアティブとして実施が奨励された事業。IM4組のIMロータリーデーをロータリー奉仕デーとして実施。
(吉川秀隆PG)
100周年に寄せて
世界に目を向けますと、良くも悪くも人類における歴史の転換点のような出来ごとが近年相次いで起こっています。この分岐点においてその選択的結果は良くも悪くもやはり、変革期に生きる我々の手中にあるのではないでしょうか。RIは組織や会員の在り方について大きな変革をしようとしていると感じてなりません。
変革・変化は悪いことではありません。ただ、その時にその変革を起こす人がどのような信念をもってその方向に進んだかということが重要です。ロータリーの信念は、未来永劫「奉仕の心」であります。この信念を時代に沿った形で行うにはどうしたらよいかを常に我々は心に留めておかなくてはいけません。私は、“夢”という言葉が好きで、よく使います。しかし、これはただの絵空事を思い描くのではなく、信念をもって未来を切り開くとの意味であります。
100周年に向けて我々RI2660地区が、ロータリーのより良き未来に向けての共通の夢を持ち、世界をリードしゆく存在になることを期待しています。
(吉川秀隆PG)