2002-03年度 井上暎夫ガバナー
ガバナー情報
- ガバナー
- 井上暎夫(千里RC)
- 地区大会
- 開催日:20030503
ホストクラブ:千里RC
開催地:リーガ・ロイヤルホテル/大阪国際会議場
RI情報
- RI会長
- ビチャイ·ラタクル (Bhichai Rattakul)(タイ/トンブリRC)
- RIテーマ
- Sow the Seeds of Love
慈愛の種を播きましょう - 国際大会
- 開催日:20030601
開催地:ブリスベン(オーストラリア・クイーンズランド州)
地区/クラブ/会員数
国、地域、地区 | クラブ数 | 会員数 | |
---|---|---|---|
世界 | 163ヵ国、530地区 | 30,149RC | 1,188,492名 |
日本 | 34地区 | 2,319RC | 115,321名 |
第2660地区 | 86RC | 4,860名 |
年度・その他資料
一年の軌跡
- ビチャイ・ラタクルRI会長の“クラブこそロータリーの核心“であり、クラブの充実はわれわれのトップダウンではなくボトムアップとして働くこと、の発言に心をうたれて地区運営の基本とした。奉仕活動は原則として地区委員会は行わずクラブが行う事とした。これを次項で取り上げる財政改革の一助としたが、後年の東日本大震災での地区災害支援委員会での事業が、クラブが対象を選び支援活動を行うことに繋がったと思う。
- この年度は全国で最も遅いDLP導入初年度となり、8名のG補佐が誕生、補佐のクラブ訪問、補佐のIM開催の主導的役割担当、クラブ合同例会での公式訪問などを始めた。
- 関西で初めての国際大会が大阪で開催される前年に当り、ホスト委員会の三役が当地区から選出のため多くの地区内会員が関り緊張感が漂う年となる一方、準備のためRI会長エレクト、事務総長、事務局職員等来訪、R研究会への来訪者もあり対応に奔走。
(井上暎夫PG)
主な出来事
- 財政改革 会員数減少により年々地区資金の繰越金が減少し年度初頭に0となる予測を知らされ、地区分担金の据置を前提とした財政改革を決意。地区基金の創設、事務局の移転、地区委員会数削減、特別会計廃止、地区資金を運営費と活動費に区分し見える化等を実施。基金の創設は運営費のクラブ立替なしで弱小クラブよりG選出を可能としたが、地区委員会数削減や特別会計の地区資金繰入は関係する多くの地区出向者の抵抗不満があった。将来のためと納得を頂いた人々、改革に賛意し協力を頂いた若林GE宮田GNを始め、分担金据置を継続頂いた今日までのGの皆さんに感謝しております。
- 第31回ロータリー研究会開催 当地区17年ぶりの菅生RI理事誕生により当地区で開催されRI会長、財団管理委長、RI理事が来訪された。
- 地区大会アトラクションを一般公開 大阪国際会議場での開催で問題は閉会時の空席、これを埋めるため当時人気の東儀秀樹を招きチケットをクラブで配布、満席を実現した。
- ロータリー平和フェローシップのパイオニヤ地区となりました。
(井上暎夫PG)
100周年に寄せて
日本のロータリーは東京に次いで2番目に大阪に誕生しました。
大阪のメンバーの先輩たちからよく聞かされたことに、大阪RCは東京RCの子クラブではない、親はシカゴクラブであると云う言葉です。大阪人として決して東京の2番煎じでなく独自色を出そうとの気概を感じました。
私はクラブの多様性を大事にすべきと説いております。でも独自色を出しても井の中の蛙ではだめです。大阪RCの誕生からの流れを綿々と受け継いできた2660地区の会員の皆様には、国際ロータリーや日本のロータリー団体に関わる機会を見つけ、クラブ、地区を超えた中で、国際ロータリーの目的を踏まえた独自性に輝くロータリー活動を果たして頂きたいと願います。
多様性こそロータリーの価値であり、その中で寛容と友愛(親睦)を学びましょう。
(井上暎夫PG)