出前授業と教育フォーラム 「学校における道徳を考える」
時期2018年1月27日
記入者畑田耕一 (豊中RC)
豊中RCでは市内の小学校や中学校への出前授業をかなり以前から行ってきた。授業の主題は会員の事業あるいはその専門分野に関わるもの、例えばプラスチックとゴム、医学と医療、大学教育、法律相談、銀行とその事業、老人介護、会社経営、茶華道、造園業、社寺住職の仕事、生命保険事業など多種多様で、通常の学校教育では殆んど学べないものばかりである。
教育フォーラムは、教育に関わる最近の重要課題を主題とする当クラブ独自の長時間(3時間) の質の高いフォーラムで、教育と道徳に関わる主題を取り上げることが多く、最近は日常生活でよく取り上げられるAI(artificial intelligence人工知能)と教育の問題を、道徳そしてロータリーの四つのテストとの関わり合いを中心に話し合っている。
これからは、人の脳がどのようにして、例えば“ネコ”という概念を、コンピュータに比べて極めて小さなエネルギーで理解できるのか、というような難問の解決にも挑んでみたいと思っている。
[教育フォーラム]
平成30年1月 第17回教育フォーラム テーマは「学校における道徳を考える」で、司会進行は当クラブの畑田会員により、高校生4名 引率教師1名 豊中市教育委員会 1名 豊中RC奨学生 2名 大学関係者 4名 豊中RC会員 16名 他 6名 総勢34名により、ホテルアイボリーに於いて、熱い討論を重ね、お互いの考えを理解し合った。
[出前授業]
平成31年3月 豊中市立西丘小学校において「皮膚の働きとおしゃれによる皮膚のトラブル」について当クラブ北村公一会員が出前授業をおこなった。授業には6年生87名、保護者2名、教師数名が出席された。授業では「皮膚の構造とその働き」を解説し、加えて学校現場から要請のあった「小学生のおしゃれへの対応」について、とくに化粧品、毛染め、マニキュア、ふたえのり、ピアス、タトウシール、カラーコンタクト等は心身共に未熟な小学生にとって将来に禍根を残すトラブルが生じることがあり、その実例を供覧して小学生のおしゃれについて注意を喚起した。