100th Anniversary

大阪のロータリー100周年に寄せて ~私とロータリー~

『ロータリーとは何ですか?~公共イメージ向上委員会の経験から~』(大阪南:後藤謙治)

2022年06月15日 (水)

ロータリーとは何ですか?

「聞いたことあるけど、実際何してんのか知らんな~」

それが多くの街の声ではないでしょうか。一般的にロータリーの認知度は低く、それに関連してどの地区やクラブでも、会員数の減少に歯止めがかかりません。これはロータリーが何であるかを世に少しでも知っていただく以外に、今後の社会のニーズにマッチした奉仕活動の推進や、ましてや会員増強は難しいのではないか。。。

そのようなことを改めて痛感したのが地区への出向、そう公共イメージ向上委員会での経験でした。

在籍3年目の2020-21年度 公共イメージ向上委員会で、大都市圏のロータリーとしては初めての本格的な「ロータリー認知浸透度調査」を実施しました。

ロータリーへの認知度は年齢に比例して若年層ほど低く、性別で見ると女性での認知は男性より10ポイントほど低いというもので、さらに残念なことは、ライオンズクラブとの認知度を比較すると、第2660地区では何とロータリー認知の方が17ポイント下回っていたのです。

 

愕然としたのを覚えています。

「これだけ沢山の時間とコストをかけて社会のために活動しているロータリーをもっと世の中に知って貰いたい!」

「志を同じくする仲間をもっと増やしたい!」

それまでの自クラブでのロータリーライフだけでは湧き上がらなかった気持ちでした。

本年度からは公共イメージ向上委員会メンバーではなくなるわけですが、当委員会として常に唱えていた言葉、

『 ロータリアン自らが広報マン 』

という思いを常に持ち続け、拡散し、これからの長い長いロータリーライフをいつでも広報マンとしての気概を忘れず楽しみたいと思います。