当クラブは１９５４年に創立され、当初から古い町池田を代表する名士（創立時さらに創立前の市長もそれぞれ会員でした！）や、池田に関連する大企業のトップ等が会員となり、６５年有余の伝統を築いてきました。例会は毎週水曜日の１２時３０分から、池田商工会議所内で開催しています。会員数は２８名、残念ながら減少傾向が続いています。年齢は８０代から４０代までで、若手会員増強に力を入れたこともあり若返ってきています。雰囲気は和気藹々。活動は、池田市と協力するなどして、特に国際活動及び子ども向けの活動に力を入れています。当クラブがお世話をしている池田RACは今年度創立５０周年を迎えました。クラブ会員有志による飲み会、ゴルフなども良き伝統として続いています。今後も池田の伝統を活かしユニークな活動をしたいと考えています。

１　１９５４年創立。大阪RCの子クラブとしてチャーターメンバー２３名で発足。会員は当時の現市長及び元市長など。

２　１９５７年以降、多くの新設クラブのスポンサーとなり、また、会長等として会員移籍を行う。スポンサーは宝塚、豊中、箕面、池田くれはの各クラブ。会長等輩出は大阪東、川西、豊中、箕面、豊中北の各クラブ。

３　１９７９年　伊勢芳吉会員がガバナーとなる。

４　２００３年　創立５０周年式典及び事業。この年からしばらく、毎年１回、池田市民文化会館において子ども向け映画上映を行う。

５　２００９年　創立５５周年記念事業。この年にタイに浄水器寄附。以後、タイ及びベトナムを主な対象とする国際奉仕活動が盛んになる。

６　２０１４年　創立６０周年記念式典及び事業。五月山動物公園に入場ゲートを寄贈。

７　２０２０年　池田市制８０周年記念事業。笑顔はぐくむプロジェクト実施。

100年という期間に本当に重さを感じます。当クラブも70年近く活動していますが、諸先輩方によって築かれた伝統の重さをひしひしと感じています。他方、特にコロナ禍により、例会や奉仕活動のあり方が変化してきており、この変化にも対応して行かなければなりません。その意味では、旧来続いてきたものを、これからは変えていかなければなりません。今は、コロナ禍がどのようになるのかまだ予測がつきませんが、会員が実際に会う機会を出来るだけ多く作りながら、オンラインによる例会運営、親睦活動、奉仕活動ができる方法を模索していくべきと考えます。100周年を機に、変えるべきものはどんどん変えていく、変えるべきでないものは変えないという勇気を持ち、何を変え何を変えるべきでないかをしっかり見極める時期であろうと考えます。

笑顔はぐくむプロジェクトの写真。池田市内の小学生と保護者が授賞式へ参加しました。