来年度で創立40周年を迎えますが、チャーターメンバーが2名健在です。創立当初は100％の例会出席を掲げて1年を越える実績を挙げられています。10周年を迎えた時に、スポンサークラブとなって大阪中之島RCが誕生しました。親、子、孫の3世代で共同事業と合同例会を毎年行っています。またここ大阪と同様に台北でも我々の姉妹クラブが同じく、親、子、孫の3世代クラブとしてそれぞれ姉妹クラブの関係にあり交流を保っています。周年記念例会には毎年たがいに出席しWCS等の共同事業を行っていて、相互に短期交換留学生を派遣し子弟も含めて両国の理解と友情を育んでいます。

1983年3月18日　大阪天満橋RCをスポンサークラブとしての創立総会があり、同年4月6日に国際ロータリーに加盟承認があり、266地区54番目のクラブとして、これまでの仮クラブは正式に誕生しました。33名で発足しましたが、翌年末には43名となり当時の好景気も追い風となってメンバー数も増えてゆきました。奉仕活動は赤十字病院に付属する大手前整肢学園へのボランテイア学生たちが、冬の寒さの中で手袋もつけずに車椅子を押している姿を見て「何か役に立てることがあれば・・」と相談したことが始まりと大先輩から聞きました。この事業は今も連綿と続いており、ボランティアを励ます会や夏と冬の整肢学園の行事への参加があります。社会情勢の変化その他の事情で、一時は70名近くいたメンバーも現在では20数名で活動しています。

育った環境が異なっても、お互いに通じ合うものがある、それが善意の行動に結びつくのはなんともうれしい話です。この激動の世紀、ウィルスが世界中で荒れ狂い、ウクライナでは戦乱が広がるのを世界中が止めようと頑張っています。2度の世界大戦を乗り越えて善意の輪も広がっています。ロータリアンとしてこの善意の輪を広げる手伝いができる事に遣り甲斐と誇りを感じて、次世代につなげる努力をしたいと思います。儀を持って集まり、信を持って結び，切磋し琢磨し、相扶け相益す、これ吾人団結の本旨なり、この言葉をかみしめ進みたいと思います。もはや百年、されど百年、ロータリー活動はまだ序盤かも知れません。

[チャーターナイト-1983]