昨年度は、新入会員が4名、今年度は2名入会しました。年齢は40代、50代であり、うち3名が女性会員です。計画的に実施した一斉体験例会が功を奏し、コロナ禍にも関わらず入会に至りました。
当クラブは、とても良い雰囲気と多方面から評価されております。
反面、世代間における価値観の違いもあります。
女性会員5名を含め、80歳代から30歳代まで会員の年齢幅が広いこと。

設立当時はバブルの最盛期、その後まもなくしてバブルがはじけ、いろんな時代を経験しながらも大阪船場RCのロータリーの基本理念である「超我の奉仕」そして「奉仕の理想」のもとに今日まで活動を続けてまいりました。
この33年間、バヌアツ共和国ならびにフィリピン共和国にける歯科医療奉仕活動をはじめ、大阪ＹＭＣＡの海外の学生さんとの交流会、地元の開平小学校の児童の企業訪問、インドネシア共和国のバリ島での小学校に対する支援などの奉仕活動を行いました。熊本地震においては熊本の八代南RC様を通じて八代城の城壁修復工事にご協力をさせていただきました。カンボジアの小学校を建設し地元政府に寄贈いたしました。また開平小学校に図書の寄付をさせていただきました。当クラブ内の国際、職業、青少年、社会、各奉仕委員会が連携を取りながら取り組んでまいりました。

世界は、コロナウイルス感染症により、今、未曽有の混乱の、また、困難の状態にあります。大阪船場ロータリークラブでは、この状況の中、新しい仲間である会員を増やすことができました。しかも、年齢は50代以下、と当クラブにおいては若手にあたる層を増やすことができ、また、女性会員も増やすことができました。
ここ数年で、働き方や他人とのかかわり方が大きく変化しました。ただ、その中でもやはり変わらないこともあります。「四つのテスト」にわかるように、ロータリークラブが100年という長い歴史があるのは、普遍的な考え方がベースになっていて、この時代だからこそそのような考え方が求められているのではないでしょうか。
先輩方が築いてきた歴史を大切にしながら、新しい未来に向けて、それぞれの会員が輝ける大阪船場ロータリークラブにしていきたいと思います。

[インドネシア・バリ島小学校]
2019年10月　インドネシア　バリ島のタマンRCの協力のもと小学校に浄水タンクの設置、トイレと手洗い場の工事の支援のため、現地を視察

[船場RC認証状伝達式典]