チャーターメンバー40名でスタートした当クラブは若さを自負していたが、創立後32年が経過して会員の高齢化が進行するとともに会員数も減少してきた。しかし、近年は30～50代の若い会員の入会が数名あり、活発な動きが見られるようになってきている。2004年以来、当クラブは台北龍門RCと姉妹クラブの関係にあり、両クラブによる協同社会奉仕活動を11件実施してきた。また、2009年には関西大学RACを創立して活発な活動を続けている。その他、地味ではあるが地域社会への奉仕活動も実施しながら、「楽しくて明るい雰囲気」をクラブの特徴として活動を続けている。

・1990年創立以降、青少年交換2名受入3名派遣　米山奨学生10名受入　ロータリー財団国際親善奨学生5名派遣
・1994年・2007年・2019年第2組IMホスト
・1997～2000年 吹田江坂RC国際親善奨学生 米国ハーバード大学大学院へ派遣
・1998年および2003年 地区大会コ・ホスト
・2004年 台北龍門RCと友好クラブ締結（2015年姉妹クラブへ変更締結）
・2006年 春のRYLAホスト
・2009年 関西大学RAC創立
・2011年 少年少女ニコニコキャンプ ホスト
・2015年 FVP事業「高齢者の健康と生活懇談会」開催
・2019年 児童養護施設「松柏学園」児童をUSJへ招待

《100年は短い》

ロータリーの友8月号に千 玄室元RI理事の講演記録「果たしてロータリーは？過去・現在・未来」に禅の言葉「清流無間断」…水は絶えず流れている…という言葉から、鴨長明の「ゆく河の流れは絶えずして…」を想い、転じて吉田兼好の言葉「人のために稼ぐ」に思い至る。今から約700年前に吉田兼好は「徒然草」に記している。

人は一所懸命、徳を自分に持たなければいけない。徳というのは人を思いやることである。商売で言うと、客のために尽くすということ。徳だけではなんにもならない。貧乏では生きている甲斐はない。よって金を若干は持っていなければならない。人を思いやり、人のために尽くすためにお金を稼ぐ。溺れている人がいる。助けようと思っても自分が泳げなければ助けることはできない。食えない人がいる。いくら同情心があっても、自分に余分なお金がなければ、助けてあげることはできない。だから客のために尽くして、富まなければ徳の行いはできない。故に100年は短い。

第2660地区最初の大学RAC を創立。
2009年12月12日認証状伝達式を挙行。